
MESSAGE
変化を、現場で続く仕組みにする。
私はこれまで、営業や組織づくり、教育の現場で、「人が変わる瞬間」に何度も立ち会ってきました。その変化は、努力や根性だけで決まるのではなく、その人を取り巻く環境や関係性、そして内側にある感情の扱われ方によって、大きく左右される——その実感が、DroRの原点です。
DroRという社名は、「引き出し(Drawer)」に由来します。人の中に眠る“まだ見ぬ可能性”を引き出し、それが育つ場をつくること。けれど、せっかく芽生えた変化も、日々の意思決定や情報の流れ、関係性の癖、感情の扱われ方——目には見えない組織の“構造”が、そっと押し戻してしまうことがあります。だから私たちは、可能性を個人の頑張りに委ねず、構造の側から支えたいと考えています。
そのために大切にしているのが、「科学と感性(The Fusion of Science and Sensibility)」という理念です。複雑系科学・神経科学・行動科学・組織心理学を統合した臨床組織科学(COS)という“見る目”を携えながら、同じくらい、現場に身を置いて感じ取ること(フィールドワーク)を手放さない。感情や直感といった人間らしさを科学の視点で捉え直しながら、幸福と成果が両立する“しなやかな進化”の仕組みをデザインしています。
時代の変化は速く、未来への不安は、誰の中にもあります。それでも私たちは、流行の手法を当てにいくのではなく、お客様一人ひとりのビジョンやチームの文脈に寄り添い、共に考え、共に創り、共に成長していく。財務・HR・PMなどの高度専門BPOを含め、事業のすべての根底に、「人と組織の進化を支援する」という同じ想いがあります。数字や成果は、組織が健やかに進化した“結果”として、後からついてくるものだと信じています。
まだ小さな会社です。けれど、人と組織の“引き出し”をひらき、感性と科学が調和する社会のあり方を描いていきたい。DroRは、これからも「人の可能性が循環する未来」へ向けて、静かに、確かに進み続けます。
株式会社DroR代表取締役 山中 真琴